核融合ジャイロトロン用加速電源
TE-HVSW-I(APS)/
TE-HVPS-I(BPS)

核融合においてプラズマ加熱をするための高周波加熱装置ジャイロトロン駆動用高電圧パルス電源システムです。直流高電圧電源部と高電圧スイッチ部の2つの装置により構成されています。

製品の特長と利点

  • 印加電圧90kV、10Ap、運転周波数DC~5kHzのパルス運転が可能
  • スイッチユニットはFETを90段直列に接続し、給電・放電用2台で構成
  • 絶縁油による液体循環冷却システムで、運転時の損失を効率的に冷却

従来製品・技術との違い

  • 高電圧スイッチユニットは、MOSFETを90段直列接続することにより、55kVまでの高電圧を、1μsecまでのオーダーで高速にスイッチングすることを可能にします。
  • HVスイッチモジュールを絶縁オイル中に浸漬されており、オイル用チラーで循環冷却することにより、FETの電力損失を効率よく冷却します。
  • 高電圧スイッチの運転時に外的要因により印加される可能性がある高電圧サージに対して、スイッチングデバイスの保護を行うための過電圧保護回路が内蔵されています。(過電圧保護回路/特許第6469910号)

納入実績

  • 核融合研究開発の為の国際プロジェクトITERへの納入
  • その他海外の核融合研究施設への納入
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